「 The Basics ~ あなたらしい絵を描くために」の楽しみ方
2017年 11月 13日
The Basics の 楽しみ方
Basic(基本)のおさえ
1.線
フリーハンドで等間隔に線を引いて
線の最後を到達点できちんと止めます。
この線を細かく重ねて引いていくと
暗い部分や明るい部分ができます。
色鉛筆でぬる練習をすると
このように自在に濃淡(明暗)が表現できます。
鉛筆で形に合わせて明暗を再現していくと
このようになります。
遊び心いっぱいの線で形を埋めていくと
こんな感じに。
暗い部分は線の密度を濃くすると
ちょっと立体感が出ます。
でも、写実的にしない方がARTっぽいです。
調子付いてきたところで
すでに鉛筆デッサンがしてあるハチドリに
色鉛筆を薄く重ねると、とても様(さま)になります。
やったぁ~!と思いましょう。
この小さな成功体験が自信をつけます。
Basic3はこのように楽しんでください。
色鉛筆で重厚にゼラニウムをぬります。
主役の花房は色数を多く、細かく色の変化を追います。
脇役の花房はあっさりとぬります。
この調子でラナンキュラスをぬりましょう。
明るい部分からぬっていきます。
主役の花びらにスポットライトを当てるつもりで
ストーリーを作って表現します。
花房の真ん中にある、花びらのゆらぎが
お判りいただけますでしょうか。
では、緊張を解いて
線を引いて遊びましょう!
線と線の間にある重力や引力を演出して
線を泳がせるとおもしろいです。
緊張やゆるみ、激しさや穏やかさをテーマにしてみましょう。
2.色
フリーページを有効利用しましょう。
ひらめいたことのメモや
色鉛筆の画面上での混色を試行錯誤するといいですね。
自分だけの探求の時間が始まります。
混色の試行錯誤
同じグレーでも赤と緑で作るグレーは
何とも言えない温かいニュアンスのグレーになります。
比べてみて下さい。
12色の色鉛筆でもたくさんの色を生み出せます。
The Basics これが基本中の基本です。
3.形
日本中を聞き取り調査をして、
「絵は苦手」と思われている方が
唯一、これならできると思われたやり方。
それは、下に描かれている形を頼りに上描きしていくやり方
フェルトペンで形を軽く上描きします。
間違うのを恐れる方はフリクション色鉛筆があります。
しかし、このようにぬり重ねるのには不向きです。
最初から色鉛筆で
ぐいぐいとぬっていきます。
フェルトペンと黒鉛筆です。
漫画風に描いてみました。
もうやめられません。
どうぞ、思うがままに
「The Basics~あなたらしい絵を描くために」
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by soubisoushin
| 2017-11-13 18:08
| 描くことが楽しくなるメソッド~美を身近に